室町時代後期

鉄槌目地丸形地透角耳小肉
縦:87.9mm 横:87.4mm
切羽台厚さ:4mm 耳際厚さ:4mm
上製落込桐箱入

特別保存刀装具鑑定書
価格220,000円(消費税込)

きっと豪壮な刀に装着されていたのだろう。切羽台が大きく、上下が横に張り、長さも全体の半分以上を占めている。拵はどんな風だったのだろうか。大振りで堂々とした鐔である。細部にわたって実に丁寧な仕事であるにもかかわらず、神経質なところは微塵もなくゆったりとしている。鍛え良く黒味の強い鉄地は耳に細かな粒状の鉄骨を表し、視覚のみでなく触覚で鑑賞することができる。中心に向って網目が小さくなる透の構成線は彫口が垂直で、細いが強靭な印象。実用の道具である網がこんなにも美しい意匠になるという事に改めて感嘆する。

Source: https://ginza.choshuya.co.jp/sale/new_tousougu/d/d083/index.htm