家紋透図鍔 薩摩 Satsuma Tsuba

家紋透図鍔 薩摩

 耳際の意匠に独創を見せる作。薩摩金工。極上の赤銅地を円形で平滑に仕立て、耳際のみに家紋を廻らしている。丸に十字を基調とし、五七桐、輪違いを連続させている。彫口は微妙な肉取りを施してあり、奥行感もある。まさに欄間のような透かしであり、このような耳際の構成は珍しい。簡潔な描写なのだが深みがあり、とにかく美しい。

source: https://blog.goo.ne.jp/tsuba_001/e/21dfce0240df178cd001f0f0751f8d16