鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀装具鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 肥後国(Higo)・江戸時代(Edo era)
左右海鼠透鍔 素銅地 丸形 左右大透 赤銅覆輪耳
縦:Length: 7.62cm 横::Width: 7.54cm 厚:Thickness: 0.6cm 重量:Weight: 105g
桐箱入(In paulownia wood box)
【解説】いかにも肥後鍔らしい雰囲気がある素銅鍔です。左右に透かされた、大きな櫃孔が、海鼠(ナマコ)に見えるので、鑑定に、左右海鼠透鍔と表記されています。左右を大きく透かす、この手の体配は、肥後鍔によく見られるデザインで、コレクターの間でも人気がある姿です。素銅の滑らかな肌は、色合いも良く、経年によるしっとりとした潤いと、落ち着きが見られ、誠に雅趣があります。切羽台から耳に向かってなだらかカーブをもって、厚みを添ぎ、耳には赤銅による覆輪を掛けています。大胆な構図でありながら、肥後らしい渋さと繊細な雰囲気がある肥後鍔名作です。肥後拵を愛する収集家の皆様にも御愛蔵いただきたい優品です。